はとりちゃんのブログ

4歳と2歳の二児の母です。子連れでのお出かけ情報など子育てブログです。

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不妊治療を経験して

久々にはてなブログのテーマをみたら、「迷い」と「決断」との事だったので私自身が経験した不妊治療について書いてみようと思います。

 

私たち夫婦は結婚してなかなか子供を授かりませんでした。

結婚して5年ほどずっと子供ができないまま。

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「子供はまだ?」

と何気なく聞いてくる両親や友達に

「まだそこまで欲しくないから。」

とか

「今は仕事が楽しいから」

なんて強がりながら毎月妊娠できない自分を責め毎月トイレで泣く日々を過ごしていました。

 

そんな状況の中でもたまたまテレビで見てた不妊治療をとりあげたドキュメンタリーを見ても、それでもまだどこか他人事のように感じながら眺めていました。

 

ある日、主人から、

「病院行ってみないかい?予約とるから」

と言われたので私はまだどこか他人事で

「考えとく。私には病院なんか必要ない」

そんなつれない返答をしたような気がします。

 

そのうち必ず自然に出来る…

 そう思いたかった。

 

だけど主人は淡々としつつも優しく不妊治療の病院を予約し、私を連れて行きました。

「はとりちゃんとの子供が欲しいから」

ずっと、そう言ってくれる主人に申し訳無い気持ちと、どこかで病院に通う事になってホッとしている自分がいました。

 

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でも、どこかで不妊治療をするなんて恥ずかしい事と思っている自分がいたのも事実です。

周りの知り合いなどにも不妊治療をはじめた事を言ったら

「やっぱり出来にくかったんだ〜」

とか

「私、そんな事しなくてもすぐ妊娠したよ〜」

など言われて心はズタボロでした。

 

周りの反応や、不妊治療についてネットのコメントなどを読んでも

「そこまでして私は子供なんて欲しく無い〜」

「出来ない人は神様が与えてない」

その様な言葉も沢山転がっていて

私は(自分はどんな事をやろうとしているのか)何か怖くて暗いトンネルな一人で入るような感覚でした。

 

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でも病院に行くとなんとまぁ患者さんの多い事!!

何となく、(一人じゃない…)と安心しました。

 

そして病院に通いだして、私は思ったのです。

「世の中、こんなにみんな不妊治療に通ってるんだ…。自分は大した努力もせず子供を迎えたいなんて甘かった。どんな事でも頑張ってみよう!努力して恵まれなければ諦めもつくだろけど何もしないまま歳だけ重ねてしまったらどんなに後悔するだろう」

と。

 

覚悟を決めてからは、先生の提案通りステップアップもしていき、さらに一度流産も乗り越えて、一年後に息子を迎える事が出来ました。

 

(ここはサラッと書いてしまいましたが、凄く辛く長い一年間でした…。)

 

そして私が今になって心から思う事。

「迷ってる時間はもったいない! とにかく行動を!」

 

今子供二人に恵まれ(第二子はなんと自然妊娠!)幸せな毎日を過ごせるのはあの時に自分の中で「頑張る」と決断したからと心から思います。

 

もし不妊治療をやっても授からなかったら、それはそれで受け入れられたのではないかな〜と思います。

なので、いつもあの時の主人と私自身に(ありがとう)と心の中で呟きます…笑

 

迷いは常に訪れていつも私をモヤモヤさせるけど、自分の気持ちに正直になって周りの目なんか気にせずに決断した事はきっと後悔のないものになるはず…この先もきっと。

 

おしまい。

 

 

 

#「迷い」と「決断」

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