うちの子は右鎖骨下動脈起始異常(ARSA)胎児のエコーで発覚した話。
そういえばうちの娘のしんちゃん。 すごく元気いっぱいでキョーレツキャラ。 今2歳6ヶ月でベラベラおしゃべりし、身体能力がすごくて周りにはスポーツをやらせた方がいい。とか色々と勧められます。
とにかく病気とは無縁そうなしんちゃん。でも実は…タイトルどおり右鎖骨下動脈起始異常という特殊な心臓の持ち主なのでした…。
心臓に奇形がある
うちのしんちゃんは妊娠6か月くらいの時、色んな箇所を見てエコーで順調ですよ〜という先生の声で安心しきった時に「次は心臓〜」とみたら突然黙々と調べ直し始めました。
おやっ、どうしんだろう… 不安を抱えたまま、医院長先生の診察になり衝撃の事実を伝えられました。
ん〜凄く言いにくいんだけど、右鎖骨下動脈起始異常(ARSA)と言う心臓の奇形が見られるね〜。
えっ…どうゆう事ですか…
奇形と言うと怖いかも知れないけど、多いからバリエーションの一つと言っても良いくらい、問題が殆どないから大丈夫!心臓から血管が出てる場所がちょっと普通と違うだけだよ!
そ、そうですか…(青ざめる私)
ん〜そうなっちゃうよね…。だから出来ればいいたくなかったけど、一応わかった以上はね。でも本当に気にしないで!
気にしなくて大丈夫なんですか?
ARSAで問題がある場合はその他も異常が見られるんだけど、どれだけ見ても他に問題はない。だから大丈夫!
はぁ…と言われても…涙
いやARSAの人って本当に多いんですよ!でもみんな検査とかしないから分からないだけで一生知らずに生きていく人が殆どだから!
こうゆう会話をして帰りました。
ARSAの人は多い?
先生曰くかなり多いらしいです。心臓の手術や大きな病気をしない限り殆どの人は無症状なので気付かないだけだと言われました。
妊婦健診での発覚
私の場合はARSAの診断が出来たのは都内の病院です。先生はエコーのスペシャリストで胎児ドックなどでも人気の病院。私は「どんな子でもいい」という思いがあったので胎児ドックは受けずに普通検査で発覚しました。そして先生がいった一言。
これね。多分普通の産婦人科ならまず見つからないから。それくらいのものだから気にしないでね
と言われ、そうなんだ、、と少しだけ気が楽になりました。
診断を受けた後の私の気持ち
とは言え、帰ってからまた気になり始めて涙が止まらなくなりました。
先生はああやって言ってくれたけど本当なんだろうか…とか悪いイメージが沢山湧いて、ネットで必死に調べたりしていました。
でも出てくるのは専門的な事ばかり過ぎて全く安心感は得られませんでした。何かあれば赤ちゃんがかわいそうだし、自分自身も育てられるのか、綺麗ごとだけじゃない色々な思いも湧いては泣き続けました。
出産のために転院
上の子の時はこの病院で産んだのですが、二人目だった事もあり私の地元の福岡で産む事に。 36週だったかな…ギリギリ飛行機にのれる時に福岡の病院に転院しました。
福岡の医師の見解
福岡の先生にARSAの件の申し送りをして頂いたのですが、福岡の先生たちは、三人がかりでエコーを確認するも「ん〜分からん」って唸ってばかり。 そして言われた言葉は
「東京のスペシャリストの先生が大丈夫って言うから大丈夫と思うやけど」 とまさかの一言!😂
でも、この言葉はっきり言ってお医者さんぽくない一言でびっくりしたんですが(笑)この一言を言われて「確かにそうかも!」と本当に思えたんです。 ここから気持ちが軽くなりました。 なんとなく「大丈夫!」と自信がつきました。
そして母の言葉
私の母は仕事人間で65歳になる今も仕事をバリバリしてるんですが、その母が「何かあったら私が仕事辞めてあんたの側におるから」と言ってくれたんですね。
その言葉に救われたのもあり、私は泣く事をやめて前を向けました。
無事に出産
そして無事に出産。元気に産まれてくれました。そして、小児科の先生がたまたま循環器系の詳しい先生だったので相談したら「問題ないと思うよ〜何かある時に思い出す程度で」と言ってくれて安堵しました。
まとめ
最初に告げられた時には色々な思いがこみ上げ混乱して辛かった記憶があります。 でも生きてる上、育てる上でも色々な事が起こるかも知れない。
これから先、本当に何もないか? これは神様にしか分からない。だけどそれは日々の病気や事故も同じくらい起こる事かも知れないから。 だから、私は気にしない事にしました。
心配しながら暮らすより先生の言葉を信じて今を大事にする その事が何より大事という事に気がつきました。 早く分かっただけ、よかった。 何かあった時のお守りみたいな感じで心の片隅に置いています。
同じように診断されて悩んでるママ、うちの子は2歳6ヶ月、元気いっぱいに暮らしています! なので心配し過ぎずに楽しくお過ごしください☺️
おしまい。